古河正義(著)『推理小説(ミステリー)の誤訳』を、4度、立て続けに読みました。
『推理小説の誤訳』は文庫本ですが、総ページ数は440ページぐらいあります。
どんな英語の参考書でも、読むと必ず自分の英語力のなさを痛感します。
ですが、『探偵小説の誤訳』を読むと...。
著者の古賀さん、レベルが違います。そもそも次元が違う。
『推理小説の誤訳』は、基本的に、推理小説から英文を取り上げ、翻訳者の「誤訳」を指摘する、というスタイルの本。
英文は、アガサ・クリスティーの推理小説が中心です。
『探偵小説の誤訳』は復刊本で、最初は1983年に出版されました。
実は2年ぐらい前、古本屋ですでに購入済みでした(780円也)。
ブログを始めた当初、ミステリーのペーパーバックに出る英単語(ミス単)、を中心に記事を書こうと思っていたので。
ミス単、今はもうヤメましたが。
古本で買ったときは、ただ買っただけ、でした。
クリスティーの小説には多少、なじみがありましたが、英文の一部を小説から "スポッ" と抜き出すと、前後関係がわからないので理解するのが難しいんですよね。
英文法書や辞書に出てくる、一文完結、の例文とは違って。
なぜ今はこんなにも、この本に夢中になったのか?
復刊されているのを本屋で見つけ、ちらっと「文庫版まえがき」を読んで、購入したのが事の始まり。
その話はまたのちほど。
誤訳といえば。
自分もチャーチル、七歳にして天命を知るで in half an hour 「30分経ったら」を「1時間半経ったら」と誤訳したことがあります。
親切にもコメントで指摘してくださった方がおり、直しました。
指摘してくれた方、さらに気を使ってくださり、「読まれましたら削除してください」と。
ですが、自戒の意味も込めて、3ヶ月そのままにしていました。
そして今日、地中海の水いっぱいほどの感謝の念を持ちつつ、コメント削除ボタンをポチッと押しました。
というわけで。
普通に英語を勉強している高校生なら、誰もしない誤訳を、自分は誤訳した、という過去を、スッカリ・スッキリ忘れてこの記事を書くことにします。
高校生でもしない誤訳を翻訳家の方はするんですね!
著者の古賀さんもあきれています。
One thing 〜another
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