池上嘉彦(著)『英文法を考える』は少し難しいですが、読むと考えさせられることが多く、何度も読み返した本の一冊です。
『英文法を考える』の第一章のタイトル。
文法の限界
?-1 いわゆる「五文型」の不十分さ
何が不十分かというと、たとえば、
(1) He went to the station.
(2) He looked at the girl.
という英文の、to the station や at the girl の扱い。
池上さんの解説。
「五文型」の考え方では,このような文では 'to the station','at the girl' の部分は無視し,いずれもSV型と認定することになる。しかし,考えてみれば,この無視されている部分は術語動詞である 'go' と 'look' の意味にとっては欠くことのできない部分である。
確かに。
でもこれを SV型(第1文型)と、「文法的に」解釈するのは、何も問題ないと思います。
授業で、
He went で終わったら、なんかこう、気持ち悪いでしょう?
彼はどこへ行ったんだー! 頼む!教えてくれー!
と叫びたくなりませんか?
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