洋書と英語の日々


現代英文法講義 安藤貞雄(著)


現在、たくさんの英文法書が出版されています。

その中で、この文法書は最高峰のひとつ(微妙な表現ですが...)ではないでしょうか。

はしがきに、こう書いてあります。

本書は,半世紀にわたる著者の英文法研究を集大成し,長い年月をかけ,渾身の力をふりしぼって書きあげたライフワークである.

どのページを開いても、著者のおっしゃる通り、渾身の出来です。

英文法の成り立ちから考える

この本で学んだことはいっぱいありすぎて、全部は書き切れないので、現在完了形をとりあげてみます。

(1)のような現在完了形は,OE では(2)のような語順であった.

(1)I have caught the fish. (私は魚を捕らえた)
(2)I have the fish caught.
−安藤貞雄(著)「現代英文法講義」130p

※OE(= Old English)西暦700年から1100年くらいの間。

caught は過去分詞の形容詞。
ヨーロッパの言語では形容詞が後ろに置かれるのは普通です。

現代英語でも、修飾語が長いと後ろに形容詞(過去分詞・現在分詞)は名詞の後ろに置かれます。

どうして(2)の形から(1)へと変化したのでしょうか。

(1)I have caught the fish. (私は魚を捕らえた)
(2)I have the fish caught.

このように説明されています。

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