最近の海外ミステリーは、犯人を科学的に突き止める、というタイプのものが流行りです。
パトリシア・コーンウェルの『検死官』がそのハシリでしょうか。
日本でも「科学捜査官ナントカ・カントカ」など色々な "科学捜査モノ" があります。
その「科学捜査の,犯罪科学の」という意味の英単語が forensic。
★洋書のミステリーに出る英単語
forensic [ フォレンスィク ]
【形容詞】
科学捜査の,犯罪科学の,法医学の,鑑識の。
この forensic「科学捜査の」ですが、もともとは「法廷の,弁論の」という意味だったそうです。今でもその意味で使うようです。
それがなぜ「科学捜査の,犯罪科学の」という意味になったのでしょうか?
OED (Oxford English Dictionary オックスフォード英語辞典) を調べると、「科学捜査の」という意味は載っていません。
近い意味で forensic medicine 「法医学」というのは載っています。
法廷で用いられる(forensic)+医学(medicine)
→法医学(forensic medicine)
少し「科学捜査の,犯罪科学の」に近いですが、やはり違います。
科学捜査とは犯人が現場に残した"痕跡"を頼りに、犯人を割り出すことですから。
Longman (Longman Dictionary of Contemporary English/ロングマン現代英英辞典 第4版 2003年)には「犯罪科学の,科学捜査の」という意味しか載ってません。
ロングマン現代英英辞典・第4版(2003年)
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