カテゴリ : 英語を学ぶ

幕末の洋学の大家として箕作阮甫(みつくり げんぼ)は蕃書調所(幕府の外国語研究所)の教授であった。
孫には麟祥(りんしょう)という語学の天才がいた。
祖父は漢文式の訳読であったが、孫は直読直解であった。
ことばは流れゆくままに理解するのが正しい。

高梨建吉(著)『文明開化の英語』の一節。

この本はどこを読んでも面白いが、特に、この件が好きで。

続きを読む »外国語の勉強は、こうでなくっちゃ

先日、知人から大学受験の相談を受けまして。

その知人も、その息子(高2)も、共に周知の仲(血のつながりも、あり)。
いっしょにゲームなどして、たまに遊びます。

そんで、「まだ高2なんだから、のんびりすればいいんじゃないの?」と答えましたが・・・

受験生を持つ親っていうのは、例によって、例に、でして。

結局、その子と二人で本屋へ行くことに。

その子は親がついて来るのを拒否。思春期、ですな。

続きを読む »実況中継シリーズで、受験英語をサクッと攻略?

Yahoo!知恵袋(英語)、たま~に見ます。
質問も、回答もしませんが。

今日こんな質問をした方がいました。

wouldについて質問です

考え方なのですが、
wouldの意味がwillの過去形であれば時制の一致によるものであると考え、 他はwouldの意味(~だろう等)などでいいのでしょうか?
よろしくお願いしますm(__)m

続きを読む »英文法、わからなかったら?

洋書を日本語の本と同じように(自分は)読めないので、当然、勉強しなくてはなりません。

でも、ヤル気がなくなるときがあります。多い月には31日ほど。

そういうとき、読む本が何冊かあります。

田島伸悟(著)『英語名人 河村重治郎』も、その一冊。

残念なことに今では絶版状態なので、これから何回かにわたり、その中身を紹介していこうと思っています。
※ 以下、引用文はすべてこの本から。

続きを読む »苦学、そして若き教師として~『英語名人 河村重治郎』を読む(1)

海外へ転勤することになったが、子供がいると、学校のこととか心配ですね。

そんな方々へのアドバイス。

といっても、自分はそんな心配した経験がありません。

先日、英文法、必要?いらない?そして、最後は「多読」という記事を書いたところ、Cafe Blue @ Hong Kong の Junpei642 さんからコメントを頂きまして。

Junpei642 さんは海外在住(香港)が長く、そういう心配をもつ方へとっても良いアドバイスになると思ったので、記事にすることにしました。

Junpei642 さんのコメントを、ほぼまるっとコピペで。

続きを読む »お子様がおり、海外に転勤される方へ。そして海外での英語学習について

山崎貞『新自修英文典』(大正10年)の「はしがき」。

生れ落ちるから日夕親しんでいる自国語なら、別に文法などやらないでも相応に使いこなすこともできよう。しかし他国語を学ぶのに母国語に熟すると同じやり方で行けというのは、その国に生まれ変われというに等しく不可能である。日本人が英語を学ぶのはたいてい十三、四歳中学に入ってからで、それも一週わずか数時間に過ぎず、英人につく機会などは全然ない者が多い。そういう境遇の者にいわゆる自然法を強いるのは、その愚や誠に及ぶべからずである。

「いわゆる自然法」というのは、英語圏の子供たちが英語を学ぶように、ということでしょう。

『アメリカの子供はどう英語を学ぶか?』みたいなタイトルの本を、今ではよく見かけますが、そういう主張、大正時代からあったんですかね?

続きを読む »英文法、必要?いらない?そして、最後は「多読」

わが国の英語英文学界の誇るべき業績の一つに英文解釈法の確立があると言ったら、人々はびっくりするかもしれないが、必ずしも奇矯(ききょう)な意見ではない。
日本の英学界が世界に誇ることのできる学問的業績はまことに淋しいが、英文解釈法というものを研究しようということは夢想だにされなかった。
英文解釈法などという語すら学者の口にすべきものではないとされているかのようである。
―外山滋比古(著)『新・学問のすすめ』

たしかに『英文解釈法の歴史』のような本は見かけないですね。

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