カテゴリ : 英語を学ぶ

文は人なり。

という格言、中国起源かと思いきや、フランス。

ビュフォン(1707~1788)という博物学者が言ったのが、事の始まり。
(Le style est l'homme meme)

この格言は英語にもなっています。

The style is the man.

モーム(Maugham)は『The Summing Up』(要約すると)の中で、この格言を「使われすぎて、陳腐になっている格言の一つ」と言っている。

続けて、「文は人なり、なんてあるものか。頭が混乱しているときに書けば混乱した文になる」とモーム談。

いかにも皮肉屋モームらしい。

続きを読む »木を見て森も見る ~英文の出典を探して

英語を読んでいて、わからないところがあったら、自分は立ち止まり、和訳してみる。

ウマイ・ヘタは別として、一応意味が通じる日本語に「変換」できるまで考える。いくら考えても日本語に変換できなかった場合、当然英文の意味もわからない。

英文の意味がわかるのと、和訳できるのは別だ。

という人がいますが、個人的には、

日本語に訳せない英文は、そもそも英文の意味がわかっていない。

と思います。

続きを読む »英文和訳について

トマス・インモース(Thomas Immoos)上智大学名誉教授が何者であるかを一言で記すのは難しい。
独文科の元教授、詩人、東洋宗教研究所元所長、カトリックの司祭、日本のユングクラブ元会長、外国紙の元特派員、比較演劇学者、などと、次から次へと出てくる。
― 加藤恭子 『英語を学ぶなら、こんなふうに』 P.200

「元」が多いのは、インモースさんは1918年生まれだから。

そのほかにも色々と肩書きがあり、インモースさんを加藤恭子さんは、

つまり、"偉大なる混沌(カオス)" である。

と評されています。

続きを読む »偉大なるカオスの語学学習法

ここ最近、英語教師でもない自分が、「英語教育」批判について思ったことを書いてきました。
傍観者として。
今回は、そのまとめ。

中学生や高校生で、落ちこぼれるというとアレですが、授業についていけなくなるのは、英語と数学が多いでしょう。

ですが、「数学教育批判」のようなことはあまり聞かない。
なぜ「英語教育」ばかり批判されるのか?

突き詰めれば、「中・高で6年も英語を習ったのに、使い物になっていないじゃないか」ということでしょうけど、社会に出て英語を使うようになる人って何割いるの?

1割もいないはず。いや、1割の1割もいないのでは?
それなのに「受験英語」批判が多いのはなぜか?

続きを読む »「英語教育」批判について(まとめ)

ここ数日、

英語の達人たちの提唱する "英語の学習法" には賛同できない。

というような記事を書いてきました。
いまだに英語に苦戦している自分が言うのは・・・と、多少気が引けつつも。

茂木健一郎さんの「英語の学習法」について書いた記事、だから英文法に賛成する(2)~「どうもエライ人の語学上達法というのは・・・」

自分なりに、「それはおかしい」と思って書いたのですが、茂木さん自身のブログで、

私は学校英語は得意で、いわゆる「英語学習」も好きだった。
英検1級や、国連英検特A級などをとった。TOEFLというのも受けたことがある。

とご発言されているのを見て、「茂木さん、それはおかしくないですか?」と書いたことが、むなしく感じました。

続きを読む »茂木健一郎流「英語の学習法」への共感の嵐、あれはなんだったのか・・・

今朝、5時に息子(2歳)の「ライダーキック」で起こされた。
鼻が痛い・・・。

小さな子供の行動はホント読めない。
テレビの仮面ライダーは変身ポーズがあるが、うちの息子は予告なしに変身し、攻撃してくる。

「痛い!」というと、速攻で「ごめんね」と謝るので、叱るに叱れず。

そんなわけで早起き。
だから英文法に賛成する(2)~「どうもエライ人の語学上達法というのは・・・」の補足。

続きを読む »高校の授業、「英語でプレゼンテーション?」

だから英文法に賛成する(1)~反「多読」英語勉強法の続きです。

「多読の効用」について書こうと思っていましたが、ここ数日、いろいろと「英語教育」についての記事が目に付きまして。

毎年のように「学校英語賛成派」と「反対派」の論争が起きますね。

結果として、良い方向に向かってくれればいいと思いますが。

今回は、「英文法は不要、辞書は引くな」と主張されている方々の主張を見ると、「何かがスッポリと抜けている」という話。

続きを読む »だから英文法に賛成する(2)~「どうもエライ人の語学上達法というのは・・・」

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