完了形というと、「完了・結果・経験・継続」の4つを教えられます。
ですが、LDOCE(4th)では、助動詞 have の定義はたったひとつ。
used with past participles to form PERFECT tenses.
過去分詞と共に用いられ、完了形を作る
perfect がなぜ「完了」なのかは後述。
中学・高校のときは4つの分類を覚えましたが、今は英文を読んでいて意識することはありません。文脈で(なんとなく?)意味がわかるから。
でも一応、辞書なり、文法書でひと通り用例を見ておくべきでしょう。
試験で「同じ用法のものを選べ」とか出るかもしれないので。
それにしても、「現在完了」という文法用語。
「現在の時点では、コト、すでに終われり」、と思いがち。
混乱の元です。
続きを読む »現在完了で大切なこと ~「過去、現在、そして未来へ」
once というとすぐ思い浮かぶ訳語は、
| 副詞 | 1度、1回、かつて、以前 |
| 接続詞 | 1度~すると |
用例をあげれば、
I once lived in Tokyo.
前に東京に住んでいたことがある。
―「ジーニアス英和辞典」Once you have made a promise, you must keep it.
一度約束をしならば、必ず守らなくてはいけない。
―「ヴィスタ英和辞典」
もう1度、辞書の once の項を読み直す。
続きを読む »once ~基本英単語をもう1度
次の英文は、『我輩は猫である』の英訳、『I Am a Cat』の冒頭部分。
I am a cat. As yet I have no name. I've no idea where I was born.
猫でもデキる冠詞、単数・複数の使い分け。
だが、人間様(born and bred in Japan)には困難極まりない。
「桃栗三年柿八年」をもじって、
前置詞三年、冠詞八年。
なんて言われますが、8年じゃ、とても無理でしょ。
名無しの猫さんとは違って。
続きを読む »英語の冠詞、a と the と、単数・複数
仮定法のひとつ、
If it were not for ~
(かりに)~がなかったら
思えばずいぶんと不思議な表現である。
主語の it は何を指す?
for なのは、なにゆえ?
「けったいな表現だなぁ・・・」と思いつつも、そこは暗記で。
それでも英語を読んだりするのには支障ないですが、「この構文・・・なぜ?」と思う人もいるはず。
酒井典久(著)『英語のしくみが見える英文法』は、そんな「なぜ?」に答えてくれる参考書です。
続きを読む »酒井典久(著)『英語のしくみが見える英文法』
英語に多義語は数あれど、as ほどやっかいな単語はないでしょう。
役割としては、接続詞・前置詞・副詞・関係代名詞。
意味は、いっぱい。
それぞれの使われ方は、辞書を見れば品詞別に書いてあります。
ですが、今回は実際に一冊の洋書を読みながら、as がどのように使われているのか、順番バラバラに見ていきます。
続きを読む »多義語の大王、as について(1)
関係代名詞には「制限用法」と「非制限用法」がありますね。
「制限用法」は「限定用法」。
「非制限用法」は「継続用法・連続用法」などとも呼ばれます。
(なんだ、意味不明なこの文法用語は!と心の叫び)
簡単にいえば、コンマ「 , 」がなしが制限用法。
カンマありが、非制限用法。
しかし、英語を読むうえで、関係代名詞が重要なのは、カンマがある・なしの二分法だけではありません。
続きを読む »関係代名詞についての、ちょっとしたメモ
seem や appear を教えるときは、学校ではその意味よりも、「書き換え」に重点を置いています。
It seems that Bob is a nice guy.
ボブはいいやつだと思われる。Bob seems to be a nice guy.
ボブはいいやつのように思われる。
―「ジーニアス英和辞典」
あとは、時制がずれた場合とか。
He seems to have been ill.
彼は病気だったらしい。
―「カレッジライトハウス英和辞典」
でも、seem, look, appear は、そろって「~のようだ、~にみえる、~らしい」と訳すが、それぞれの単語のニュアンスはどう違うのか?
seem to be の to be は省略されることが多いが、どのような場合に省略できるのか(できないのか)、などは教えてくれません。
続きを読む »seem, look, appear の違い(その1)

