カテゴリ : 英語

どうして譲歩?

No matter 疑問詞 を「譲歩」って言いますけど、どういう理由で?っていう話。

続きを読む »No matter 疑問詞、 何ゆえ、「譲歩」?

柳父 章(著)『翻訳語成立事情』に、こんな一文があります。

かつて福沢諭吉は、liberty の翻訳語として、「自由」ということばはよくない、と言いながら、結局はこの訳語を用いた。
おそらく「自由」が、民衆の日常語だったからであろう。

この前、受験を控える高校生から freedom と liberty の意味の違いを聞かれまして。

あやふやな知識で説明したら、「わかったような、わからないような」顔をしていましたが。

今回は、その話。

続きを読む »freedom と liberty、「自由」の意味の違いは?

We believe (that) she is honest.
= We believe her to be honest.
= We believe her honest.
私たちは彼女は正直だと信じている.

こういう書き換え問題、やったことあると思います。

まあ、会話でもっぱら使われるのは that なしの「We believe she is honest.」だと思いますけど。

じゃあ、to be だったら?
to be もなかったら?

という話を。

続きを読む »S V O (to be) C に、どっぷり混乱中

海外へ転勤することになったが、子供がいると、学校のこととか心配ですね。

そんな方々へのアドバイス。

といっても、自分はそんな心配した経験がありません。

先日、英文法、必要?いらない?そして、最後は「多読」という記事を書いたところ、Cafe Blue @ Hong Kong の Junpei642 さんからコメントを頂きまして。

Junpei642 さんは海外在住(香港)が長く、そういう心配をもつ方へとっても良いアドバイスになると思ったので、記事にすることにしました。

Junpei642 さんのコメントを、ほぼまるっとコピペで。

続きを読む »お子様がおり、海外に転勤される方へ。そして海外での英語学習について

山崎貞『新自修英文典』(大正10年)の「はしがき」。

生れ落ちるから日夕親しんでいる自国語なら、別に文法などやらないでも相応に使いこなすこともできよう。しかし他国語を学ぶのに母国語に熟すると同じやり方で行けというのは、その国に生まれ変われというに等しく不可能である。日本人が英語を学ぶのはたいてい十三、四歳中学に入ってからで、それも一週わずか数時間に過ぎず、英人につく機会などは全然ない者が多い。そういう境遇の者にいわゆる自然法を強いるのは、その愚や誠に及ぶべからずである。

「いわゆる自然法」というのは、英語圏の子供たちが英語を学ぶように、ということでしょう。

『アメリカの子供はどう英語を学ぶか?』みたいなタイトルの本を、今ではよく見かけますが、そういう主張、大正時代からあったんですかね?

続きを読む »英文法、必要?いらない?そして、最後は「多読」

わが国の英語英文学界の誇るべき業績の一つに英文解釈法があると言ったら、人々はびっくりするかもしれないが、必ずしも奇矯(ききょう)な意見ではない。
日本の英学界が世界に誇ることのできる学問的業績はまことに淋しいが、英文解釈法というものを研究しようということは夢想だにされなかった。
英文解釈法などという語すら学者の口にすべきものではないとされているかのようである。
―外山滋比古(著)『新・学問のすすめ』

たしかに『英文解釈法の歴史』のような本は見かけないですね。

続きを読む »英語を読む、メガネ

このブログを始める前は、James Joyce の 「Ulysses」に熱中していまして。

で、「Ulysses しちてんばっとー記」なるものを「一太郎」で作っていました。

たとえば、lourdliy なる単語について。

※(G)とは、「Ulysses」の注釈本 Don Gifford の 「Ulysses Annotated」
※(T)とは、Weldon Thornton の「Allusions in Ulysses」

(G)によると、意味は =heavily。
(T)にはない。
なぜか OED にも載っていない。
スペルが似ている単語で、lourd、lourdly 「にぶい,だるい,のろい,馬鹿な』はある。
この2語は仏語からの借入語。
ということは、仏語の lourd もしくは、借入語 lourd、lourdly からのジョイスの造語か?スッキリせず。

続きを読む »Ulysses の誘惑

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