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伊藤和夫(著)『英文解釈教室』の最初の例文。

The freshness of a bright May morning in this pleasant suburb of Paris had its effect on the little traveler.

この楽しいパリ郊外の5月の明るい朝のさわやかさが、小がらな旅人に影響した。

『英文解釈教室』が発刊されて30年以上経ちます。
この英文を読んだ人たちの多くは、「the little traveler」を少年だと思ってきたに違いない。

たぶん名前は「マルコ」。
肩には白い猿が。名は「アメデオ」かも。
母を探すために、三千里も旅し・・・。

が、がが!!

実は・・・。
この little traveler の正体を突き止める!という(どうでもいい)話。

続きを読む »『英文解釈教室』に出てくる little traveler って誰?

今回は洋書の一節を引用し、つれづれと意味無く書いてみようと思っています。「つれづれ」ではなく、「だらだら」になるのは確定ですが。

引用するのは Jeffery Deaver の『The Empty Chair』の一節。

保安官補(deputy)の エド・シェーファー(Ed Schaeffer)は川沿いの森の中に逃げた犯人を追っている。
犯人の足跡を見つけ、そのことを同僚のジェシー・コーン(Jesse Corn)に無線で連絡する場面。

He pushed the transmit button of his radio.
"Jesse, it's me. You there?"
"Go ahead."
He whispered, "I got footprints here. They were fresh. an hour old, tops."

続きを読む »やさしい英単語、つれづれと

二回目は、「直説法」。

それにしても、直説法(indicative mood)とは変な用語。
何が「直接」なのかわからない。

話してが自分の述べる文の内容を、そのまま事実として述べる場合に使う動詞の形が直接法である。
これは、肯定・否定とは関係なく、また事柄が実際に真実かどうかも関係ない。
― 「表現のためのロイヤル英文法」 P.189

・・・ふつうの文はすべて直説法なのであって、これは、仮定法と対立するものとして、名称だけを覚えておけばたりる。
― 「英文法詳解」 P.286

続きを読む »語源で考える英文法用語(2)~直説法(叙実法)

英文法用語は覚えれば便利ですけど、よくわからない用語がありますね。
関係代名詞」とか、「不定詞」とか。

なんでそんな名前つけたの?、と思うことがあります。

語源から考える英文法用語、一回目は、「法」について。

「法」、英語 では、mood。
3つあります。

  • 直説法(indicative mood)
  • 命令法(imperative mood)
  • 仮定法(subjunctive mood)

indicative, imperative, subjunctive ・・・イカツイ単語ですね。

続きを読む »語源から考える英文法用語(1) ~「法」って?

「さかな」は「魚屋(さかなや)」のように魚類一般を指す語として使われるが、一方では「酒のさかな」のように酒を飲む時に添えて食べるものの意でも使われた。
「さかな」は元来「酒菜」であって、「菜」は副食物の総称であった。
つまり「酒のさかな」の方の「さかな」が古い意味を残しているのである。
酒の席での料理には魚類が多く使われるので、次第に「さかな」は魚類と結びつきを強め、それまでの「いを」「うを」の領域にまで進出したのである。
これは江戸時代以降のことであったという。
― 倉岡節尚(著)『辞書と日本語』(光文社文庫 68-69頁)

面白い話。

日本人は明治までは豚や牛の肉を食べなかったですからね。
ウサギは食べていましたけど。鳥とみなして。
だから「一羽、二羽」と数える。

以上、余談。(余談で始まるのは変だが)

続きを読む »シェークスピア、想像力という名の辞書

薬袋善郎さんの『思考力をみがく 英文精読教室』の「はじめに」に、こんなことが書いてあります。

...高名な英文学者で George Eliot 研究の泰斗(たいと)、古谷専三博士の本を読んで、その、あまりの読解力に感嘆し、今考えると冷や汗ものですが、ぶしつけにもご自宅までおしかけたことがあります。

当時、古谷さんは90歳に近く(※ 平成三年没)、小さい活字はほとんど見えなかったという。

その後、週に一度、薬袋さんは1対1で古谷さんから英語の「手ほどき」をしてもらったそうです。

古谷専三は47歳で日本大学英文科を卒業しました(卒業の翌年、教授に)。
それまでは小学校の教師をしつつ、図書館に通い英文学の古典を読む、という勉強を何年も続けていたそうです。

続きを読む »古谷専三(著)『英語のくわしい研究法』

どうすれば英語ができるようになるのか?

これは日本での英語学習が始まって以来、続いている問題でしょう。

まあ、究極的には、

英語ができるようになるなら、どんな方法でも良い。

のでしょうけど。でも、

それでは、どんな方法が一番良いか?

という疑問が起こり、無限ループに陥る。

続きを読む »自分に合った英語学習法とは?

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