むかし、とある日本の英字新聞を読んでいたら、次の文がありました。
North Korea's decision to withdraw from the nuclear nonproliferation treaty, apparently does not signal to return to the traditional isolationist policy.
※ nuclear nonproliferation treaty 核不拡散条約。
※ isolationist policy 孤立主義政策。
かなり昔のことなので、多少、違うかもしれません。
それでもこれだけ覚えているのは、次の文を読んだとき、「あれ?どうも文脈がつながらないぞ。はて?」
と悩んだから。
そして、あ! apparently のせいだな、と気づきました。
続きを読む »副詞、apparently の意味は、明らかならず
福沢諭吉は20世紀の幕開けとなる1901年に他界しました。
ペリー来航(1853年)から第二次大戦の敗北(1945年)に至る約100年、日本は激動の時代でした。
福沢はその前半、徳川幕府の崩壊、「近代日本国家」の誕生、帝国主義国家への変貌の時期を生きたことになります。
といっても、日本の歴史について書くつもりではありません。
あくまで、英語に関係する話を中心に書く予定です。
欧米との接触により、日本の学問は、漢学から英語(当時は英学と言っていた)に主体が移っていきます。
そこで、日本人が英語学び始める過程を、福沢諭吉の生涯を通して、追っていこうと思っています。
続きを読む »福沢諭吉、英学を志す(1) ~幕府時代と父の他界
古河正義(著)『推理小説(ミステリー)の誤訳』を、4度、立て続けに読みました。
『推理小説の誤訳』は文庫本ですが、総ページ数は440ページぐらいあります。
どんな英語の参考書でも、読むと必ず自分の英語力のなさを痛感します。
ですが、『探偵小説の誤訳』を読むと...。
著者の古賀さん、レベルが違います。そもそも次元が違う。
続きを読む »推理小説(ミステリー)の誤訳 - ペーパーバックを読むには必読
哲学者として有名な、木田元(げん)さんと、これまた英語学者として有名な、渡部昇一さんの対談本、『人生力が運を呼ぶ』を読み返してみました。
そこで、今回はお二人の外国語の学び方、について。
まあ、常人にはマネのできないくらい、スゴイんですけどね...。
まずは、木田元さんの語学独習法。
続きを読む »語学習得の王道、されど、マネできず...
英会話の本は何冊か買いましたが、いつも挫折。
すぐあきてしまって。
スラングや口語といった「カッコイイ」表現を覚えても使う気なんてないですし。
英会話にはもっと大切なことがあるような、ばくぜんとしたものが気持ちの中にありました。
そして、もう何年も前の話になりますが、たまたま本屋で、脇山怜(著)『英語表現のトレーニング』という新書を見つけ、読んでみて、「英会話で大切なこと」に気づきました。
続きを読む »英会話で大切なこと
ちょっと自分で書いた記事をいくつか読み直してみました。
つくづく思い知ったのは、引用した英文の(自分が訳した)日本語訳のひどさ。
まあ、翻訳者ではないので、うまく訳するのは無理、と開き直っていましたが。
前回、日本語を、もっと、という記事を書いたからには、訳文にも気をつけようと。
今日、洋書を読んでいて英文を拾ったのですが、さっそく、訳文に困りました。
続きを読む »原文に忠実で、自然な日本語にするのは難しい
前回の名詞を後ろから説明する語句、とは?で書いた通り、前の名詞を、
その名詞がどんなものなのか?
を、後ろから説明する語句は、7種類。
今回は、名詞(~ing)(※現在分詞)について。
続きを読む »現在分詞と、名詞(~ing) ~英語の読み方(3)


