薬袋善郎さんの『思考力をみがく 英文精読教室』の「はじめに」に、こんなことが書いてあります。
...高名な英文学者で George Eliot 研究の泰斗(たいと)、古谷専三博士の本を読んで、その、あまりの読解力に感嘆し、今考えると冷や汗ものですが、ぶしつけにもご自宅までおしかけたことがあります。
当時、古谷さんは90歳に近く(※ 平成三年没)、小さい活字はほとんど見えなかったという。
その後、週に一度、薬袋さんは1対1で古谷さんから英語の「手ほどき」をしてもらったそうです。
古谷専三は47歳で日本大学英文科を卒業しました(卒業の翌年、教授に)。
それまでは小学校の教師をしつつ、図書館に通い英文学の古典を読む、という勉強を何年も続けていたそうです。
続きを読む »古谷専三(著)『英語のくわしい研究法』
どうすれば英語ができるようになるのか?
これは日本での英語学習が始まって以来、続いている問題でしょう。
まあ、究極的には、
英語ができるようになるなら、どんな方法でも良い。
のでしょうけど。でも、
それでは、どんな方法が一番良いか?
という疑問が起こり、無限ループに陥る。
続きを読む »自分に合った英語学習法とは?
このブログを始めたのが、2006年9月20日。
きのうで4年が経ちました。
そこで、今までどんなことを書いてきたのか、昔の記事をサラッと眺めてみました。
基本、自分の記事は長いので、読んでいると飽きる。
がまんして読んでいると、誤字・脱字が目につく。
それに、こう書けばよかったなぁ、と思うことがよくある。
ですから、サラッと眺め、サラッと感想を書いてみます。
続きを読む »ブログを始めて4年間に書いてきたこと
白川静さん(1910~2006)と渡部昇一さんの対談本『知の愉しみ 知の力』(致知出版 2001年)に、次の白川さんの言葉があります。
暗唱というのは学習の一番基礎にあるというふうに思いますな。
― P.153
そして覚えるのには書くのがよろしいし、書いて覚えるという順序になるわけですね。
― P.166
手で書き写し覚え、暗記したらそれを暗唱(口に出して唱える)。
語学学習の基本だと、改めて思いました。
続きを読む »書き写し、暗唱し、英文の発酵を待つ
英単語はどれくらい覚えなくてはならないのか?
個人的意見を言えば、
たくさん知っていれば知っているほど、いい。
当たり前といえば当り前ですけど。
「必修、英単語OOO語!」なら分かりますが、「これで十分、英単語OOO語!」というのは、その根拠が不明。
英単語はたくさん知っているほうがいいのに、「これで十分」のような本が売れる(買う)理由は分かります。
誰だって、少ない努力(練習)で効果があるほうがいいですもん。
(その効果の程は別問題として)
続きを読む »Globish、ベーシック イングリッシュの再来?
副島隆彦(著)『完結・英文法の謎を解く』に、著者の副島さんと S.T さんという方の手紙のやり取りが書かれています(100~102ページ)。
一部、抜粋。
また次の会話
A:I have a cold.
B:Oh? I have one, too.
の B のresponse における one は正しいのでしょうか。
これに対し、副島さんは次のように返信したそうです。
× Oh? I have one. は間違いです。a cold 「風邪という病気」のように、可算性だと決めつけた以上は logically に it で対応すべきです。one が持つ one of them という概念には a cold はなじみません。
ん・・・どうでしょう?
続きを読む »代名詞 one と it、その前に ~誤解された手紙
学校で英語を勉強しています。
の英訳は?
I study English at school.
では、
学校で英語を習っています。
の英訳は?
I learn English at school.
それじゃあ、study と learn の違いは?
続きを読む »study と learn の違い
文は人なり。
という格言、中国起源かと思いきや、フランス。
ビュフォン(1707~1788)という博物学者が言ったのが、事の始まり。
(Le style est l'homme meme)
この格言は英語にもなっています。
The style is the man.
モーム(Maugham)は『The Summing Up』(要約すると)の中で、この格言を「使われすぎて、陳腐になっている格言の一つ」と言っている。
続けて、「文は人なり、なんてあるものか。頭が混乱しているときに書けば混乱した文になる」とモーム談。
いかにも皮肉屋モームらしい。
続きを読む »木を見て森も見る ~英文の出典を探して
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