「英語を読みながら頭の中で和訳する」の是非について

こういうこと ↓ 言う人、たくさんいますね。

頭の中で和訳しながら英語を読む人がいるが、それはいけない。
訳さずに読み進むべきだ。

確かに。

いちいち頭の中で日本語に直しながら読むでは、早く読めないし、読んでいて面白くないかもしれません。

ですが、その是非は、読んでいる英文によって違うんじゃないか、と。

It depends?

次の英文は、『My Humorous Japan』という本の一節。

Like Japan, England is very lucky to have a nice royal family. I think kings and Queens are much more interesting and glamourous than presidents and First Ladies, don't you?

ある程度、英語を読んできた人なら、英語のまま、すんなり意味が分かるでしょう。

次は、いろんな意味で?有名な英文。
名付けて、『ロンドン動物園の謎 劇場版 3D』

Not the least of Zoological Gardens' many attractions is their inexhaustibility. There is always something new, and ― what is not less satisfactory ― there is always something old that you had previously missed.

著者の Lucas も、死後、日本でこの英文が物議?をかもすとは、思ってもいなかったはず。

この英文、様々な参考書で取りあげられ(最初は原仙作?)、ネットでも検索すれば、ごまんと出てきます。

こういう悪文 難解な英文に出会ったら、目を右に左にと往復しながら、じっくりと考えればいいと思うんですけどね、個人的には。

頭の中で和訳しながら意味を理解しようとしているのは、読んでいる英文が自分の英語力を超えている場合、だと思います。

ところで。

「英語は英語のまま派」の人たちは、難解な英文に出会ったとき、どうするんでしょうかね?

あっ・・・

考えずに、サラッと読み飛ばせ!

という声が聞こえました。

まさに、我が座右の銘、

三十六計逃げるに如かず

ですな。

コメント

from みのり

こんにちは^^
今日は、こんな本を見つけましたというお知らせです(。-_-。)ハハハ
『本格派のための「英文解釈」道場』(大修館書店)
筒井正明さんの著書です。
今年5月に発売されたようです。

元駿台予備校講師で、なにかと高額で取引されている
「英文解釈その読と解」を書いた方でもあります。

もしご存知の場合、もしくは興味がなかった場合はご勘弁を

from まさんた

みのりさん、こんにちは。

Amazon で、『英文読解講座』のページを開くと、


この商品を買った人はこんな商品も買っています



と、『本格派のための「英文解釈」道場』が出るので、一応、知っていました。

筒井さんは、たしか翻訳も手がけていますよね?
それに、空手六段のようで。

もうすぐ、『英文読解講座』を読み終えるところ。和訳しないで読んでるので。
そして、『英文和訳講座』を、和訳せずに読み終えたら、『本格派のための~』に手を出そうかとな、思っています。

それにしても。
高橋善昭さんの2冊、中古は Amazon でも大暴落しましたね。
出している人が古本屋さんかどうか分かりませんが、最近は同情の念を禁じえないようになりました。

せっかく大事にとっておいて、高値でも買う人がいて、復刊されたら、水泡に帰す、ですから。

それを防止するためには、


絶版本を復刊した場合、出版社は、その本に対し、10個以上の誤植、または、3ページ以上の乱丁、落丁を伴う義務を負ふ。



という法律が必要ですね。

もちろん、自分はそんな法律には反対しますけど。

from みのり

やはりご存知でしたね^^
失礼しました^^

ヤフオクで高額出品している方が、
質問を通じてこんなやり取りをしていました。

(質問者)この本は、6月1日に復刊するのですが、
値段は下がらないでしょうか?

(出品者)値下げは考えていますが、
オリジナル版なのである程度の価格設定にするつもりです。

これは苦しいですね^^;

他にも出品されている方がいるのに、
どうしてこの方にこの質問をしたのかを聞いてみたくなりましたw

from まさんた

みのりさん、こんにちは。

「楽しく学ぶ英語」が主流の昨今、復刊された『英文読解講座』と『英文和訳講座』のような存在は貴重だと思います。

逆にいうと、時代のニーズに合わなくなったからこそ、絶版になっていたと思いますが。

ただ、受験参考書が高値で取り引きされていること自体、少しおかしな現象かな、とは思いますけね。受験生が買うのではないですからね。

それよりも。

誰か、『日本における英語の参考書の盛衰』みたいな本を(出来れば新書で)書いてくれないかな、と思っています。

受験参考書ではないですが、ジョン・万次郎の『英米対話捷径(しょうけい)』とか。

自分が尊敬している箕作阮甫(みつくり・げんぽ)の話とか。

今、本屋に並んでいる英語本は、反受験英語、か、受験英語の延長のどちらかだと思います。

19○○年代の人は、この参考書で英語を学んだ人が多い、とか、面白そうなんですけどね。

from みのり

こんにちは^^

こちらのblogはご存知ですか??

http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man

from まさんた

みのりさん、こんにちは。

教えて下さった blog 楽しく読みました。
シンポジウム「英文解釈法再考:日本人にふさわしい英語学習法を考える」というのは興味ありますね。
出不精なので、絶対行きませんけど・・・。

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