2009年10月のエントリー

口の汚い英国劇作家バーナード・ショー(1856-1950)は fish を ghoti と書けるといっている。
つまり、<gh>は laugh の[f]、<o>は women の[i]、<ti>は nation の [sh]だから。

― 中尾俊夫「英語の歴史」

綴りと発音の乖離はどの言語にもみられますが、英語は特にはげしい。
福田恒存(著)『私の國語教室』(文春文庫 P.309)より引用。
※ 旧漢字に変換できない漢字は新漢字で代用しました。

フレッシュ氏の調べたところによると、英語の發音と表記の關係が大體規則的と認められものは、全體の八十七パーセントで、あとの十三パーセントが不規則だといふことです。

続きを読む »綴りと発音の問題について

仮定法のひとつ、

If it were not for ~
(かりに)~がなかったら

思えばずいぶんと不思議な表現である。

主語の it は何を指す?
for なのは、なにゆえ?

「けったいな表現だなぁ・・・」と思いつつも、そこは暗記で。

それでも英語を読んだりするのには支障ないですが、「この構文・・・なぜ?」と思う人もいるはず。
酒井典久(著)『英語のしくみが見える英文法』は、そんな「なぜ?」に答えてくれる参考書です。

続きを読む »酒井典久(著)『英語のしくみが見える英文法』

愛用している『ロングマン英英辞典 (Longman Dictionary of Contemporary English)』の背表紙がとれて、早一年。

背表紙はがれたLongman

辞書に限らず、洋モノの本は装丁がマズイ。日本の本は、どんなに中身が薄っぺらな本でも、装丁だけはしっかりしているのに。

続きを読む »英和辞典、英英辞典の使い方(前編)

英語に多義語は数あれど、as ほどやっかいな単語はないでしょう。

役割としては、接続詞・前置詞・副詞・関係代名詞。
意味は、いっぱい。

それぞれの使われ方は、辞書を見れば品詞別に書いてあります。
ですが、今回は実際に一冊の洋書を読みながら、as がどのように使われているのか、順番バラバラに見ていきます。

続きを読む »多義語の大王、as について(1)

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