2009年2月 8日
お子様がおり、海外に転勤される方へ。そして海外での英語学習について
海外へ転勤することになったが、子供がいると、学校のこととか心配ですね。
そんな方々へのアドバイス。
といっても、自分はそんな心配した経験がありません。
先日、英文法、必要?いらない?そして、最後は「多読」という記事を書いたところ、Cafe Blue @ Hong Kong の Junpei642 さんからコメントを頂きまして。
Junpei642 さんは海外在住(香港)が長く、そういう心配をもつ方へとっても良いアドバイスになると思ったので、記事にすることにしました。
Junpei642 さんのコメントを、ほぼまるっとコピペで。
英文法の基礎ができていれば
最初は自分の体験も書こうと思ったのですけど。
なんか、クイズ番組の「正解はこちら」と司会者が言ったあと入る CM みたいにじゃまな感じ。
チャンネルはそのままに、ってことで、自分のことは、お口にチャック。
さて、Junpei642 さんのコメントを。
まずはご自身の体験から。
ノーカット、無修正でお送りします。
私の場合は中学の頃 家庭教師のお姉さんに厳しく叩き込まれたせいで文法は完璧でした。
高校ではややさぼったせいで完璧ということはなかったけれど、Readerの授業は楽勝でした。
高校2年生の春休みに初めての海外旅行でアメリカへ行って、3週間ぶらぶらしていたのですが、その時点での学校英語で意思表示は十分できましたよ。
もちろんわからないことの方が多かったけれど、相手の言っていることがわかればどうということはなかったです。
だから学校英語は悪いとは思ったことがないです。
でも、香港に来て英語人と頻繁にかかわるようになったとき、やはり学校で習う英語と日常的な英語は違うんだと実感しました。
ここには様々な国の英語話者がいるので、そういう意味でも英語は一つではありませんからね。
でもはっきり言えるのは、成人してからでも基本的な部分ができていれば、英語人の使う普通の英語は吸収しやすいってことでしょうか?
グラマーをさっぱり忘れているという人たちは勉強も大変そうです。
多読はそのベースがきちんとできている人には有効ですが、そうでない人にとっては私がフランス語を読むのと同じかもしれません。
© Cafe Blue @ Hong Kong
お子様の英語学習、それから学校の心配ことなど
続いてお子様の英語学習や、入学する学校の心配などについて。
またまたノーカット、無修正で。
子供については年齢がポイントですね。
8歳ぐらいまでに現地またはインター校に入った場合、1年も通えば中学3年間で習うぐらいの英語は簡単に身につきます。個人差もあまり感じません。
実際にうちの娘が6歳の1年間をインターで過ごした後日本に戻ったとき、高校受験の問題がスラスラ解けました。答えがそれしかないと言っていました。学年が大きければ大きいほど吸収は大変なようです。
そして高校受験で私学を受験した子供は、
インター校に入っても学習プランが立てやすく、
比較的短い間に高度な英語が身につきます。
こちらは、本人の意思とどれだけ頑張ったかで結果がはっきり違います。
同じ年齢でインター校に入っても勉強をしっかりしない子はどんどん落ちこぼれていきます。親の転勤に伴ってくるお子さんの相談を頻繁に受けますが、どれだけ厳しいかを耳にたこができるぐらいメールで訴えています。
学校のポリシーもよく変わるのでその点もよく調べてアドバイスするのが大変です。
© Cafe Blue @ Hong Kong
外国語の勉強、いくつになっても
これまた Junpei642 さんが書かれた記事、明日から通常の日々に戻ります から一部をかってに引用。
こちらは、ノーカットとはいかず、編集しました。
読書と平行してTOEICのミニフレーズ集というのをチラチラ読んでいます。
まずはわかっているフレーズ(単語)とそうでないのをチェックしながら今は読んでいるだけですが、不思議なことに、読書と中途半端ながら英語を使う国に長く住んでいるせいか、ぜんぜんわからない言葉はそれほどなく、知らないうちに使いこなしているものも多いことがわかりました。本来言語というのはそうやって学ぶのが一番なのかなと思いました。
覚えようとしても覚えられない年齢ですからね。
それでも、あいまいだった言葉が例文を読むことで正しく認識され、それを読む前と読んだ後とでは英語を話すときの楽さがぜんぜん違って感じられたので自分でもびっくりしています。
勉強したことをそのまま実践で使える環境にいる自分が幸せだと思いました。英語の本を読む。
わからないことは積極的に調べる。
そしてこのような勉強本をひもとくことは英語の定着につながることを久々に実感できたので、
できるだけこのような本を使い勉強していくことを習慣づけたいな。
© Cafe Blue @ Hong Kong
英語圏に住む Junpei642 さんでもこうですからね。
日常は日本語しか耳にしない環境にいる自分はもっと努力が必要なようです。
それに、自分も、うまいぐあいにこの頃は物忘れがひどくなって(©↑THE HIGH-LOWS↓)。
となりの人と「言った」「言わない」で、かる~く毎日もめてますが。
それはともかく。
勉強するのがイヤになったとき思い出す言葉があります。
千野栄一『外国語上達法』の「はじめに」の一節。
忘れるし、よく覚え(※ られ?)ないからといって外国語の学習を始める前からあきらめる人には、七〇歳を過ぎた今日でも毎年一つは新しい外国語をものにしておられる私の恩師の話を伝えることにする。
「いや、もうだめですね。覚えるそばから忘れていきますよ。見事に、きれいさっぱりです。私たちが若い人に対抗していく唯一の手段は、何度も何度も繰り返すしかありませんね」といいながら、先生は一年たつとその言語を習得しているのである。
返す言葉がない、とはこのことですね...。


コメント
from Junpei642
こんにちは
私のコメントを紹介してくださってありがとうございます。でも恥ずかしいです。
私の英語はたいしたことないですから。
香港では英語環境に身を置くためには意識しないと難しいです。ですから広東語のみで暮らしている人が大半です。日本人駐在員の多くは英語、北京語が求められますので仕事を通して二つの言葉を覚える人はたくさんいます。
私の友人は一度も学校に行くことなく、耳から覚えた広東語だけで、かなりの広東語をあやつります。
これはもって生まれた才能だと思います。
英語は仕事でしょっちゅう使うとか、私のように意識して英語人と交流を持たない限りなかなか伸びないと感じます。
最後のお話ですが、年齢のせいで覚えられないとあきらめるのはおろかですね。
私は同じ理由で広東語の勉強をギブアップしました。
毎日ニュースを見ていても、スタッフが広東語を話していようと、覚えられないというか、覚える気が無いのでしょうね。
レストランなどで使うにはぜんぜん不自由を感じないのでそれに甘んじているところもあります。
でもその分英語を頑張ってはいるんですけどね。
2009年2月 8日 21:18
from まさんた
Junpei642 さん、こんにちは。
香港でも英語の環境にいるのは意識しないとダメですか。
イギリスの統治下が長かったので、半分ぐらい英語が公用化していると思ってました。
英語を話すのはエリート層というか、高等教育を受けた人だけなんですかね。
ろくに勉強しなくても外国語がすぐ上達する人っているみたいですね。
耳がよっぽどいいんでしょう。10個ぐらいついてるのかも。
いま『外国語としての日本語』という本を読んでますが、日本語を学びにきた外国の留学生でも、すぐ覚えてしまう人もいるようで。
そいう人の、せめて1兆分の1でも自分に才能があれば・・・
自分が住んでいるところにも、イギリス人かアメリカ人の方が数名いるんで、仲良くなれば英語の勉強にはもってこいなんですが。
なにぶん、自分は "キング・オブ・引っ込み思案" なもんで・・・
2009年2月 9日 19:30
from ヒデ
まさんたさん、初めましてこんにちは。静岡県の英語講師志望、ヒデです。
良い英文法書はないかと"最高峰,英文法書"で検索かけたら、こちらのブログの2007年7月5日『現代英文法講義 安藤貞雄(著)』の記事にたどり着きました。完了形の変遷の話など、とても勉強になりました。是非購入し読んでみようと思っています。
さて、Junpei642さんのお話を読んで、私も大いに共感する部分がありましたので書き込ませていただきました。私の英語体験の一部ですが、もしよろしければご一読ください。
私の場合も中学までは(笑)、とってもまじめ少年でしっかり学校の授業を受けており、中学の英語は良く理解し、ものにもできていました。それよりも何よりも英語が好きでした。さらに、中1の時洋楽に目覚め、歌詞カードを見ながら聴きまくり、さらに歌いもしたことが英語勘の養成につながりました。しかしながら、中学ではほとんど帰宅部のバレーボール部員であったにも関わらず高校ではいきなり野球部に入ってしまい、練習がきつくて授業中の居眠りがたたり多少成績も下がりました。大学は社会学専攻でしたから、特に英語に深くかかわりもなく普通に大学生生活を送りました。英語が好きではありましたが、それ以上に音楽が好きだったので音楽関係の会社に就職しました。
入社して数ヶ月後、全く予期せぬ形で外国人(ほとんどはアメリカ人)と頻繁に接する業務に付きました。ビジネスの難しいやりとりは通訳もいましたので任せましたが、日常的なやり取りは、中学英語の知識を引っ張り出し、全くのブロークンではありましたが問題なくこなせました。相手の言ってることも日常会話レベルならほぼわかったし、私の発音も十分に理解してもらえました。
それから10年位その仕事を続け、毎年平均1ヶ月間位海外出張していました。その間に使っていた英語の道具としては、三省堂デイリーコンサイス英和・和英1冊のみ。文法の勉強など一切していませんでした。今となっては、もしこの時期にもっと積極的に英語を勉強していたらとも思うのですが、そうはしませんでした。あくまでも英語は仕事上のツールのひとつであり、自分の中での英語の占める割合はそれほど高くはありませんでした。
その後転職して全く英語に関わりのない仕事に数年つき少し英語勘も鈍ってしまいましたが、2005年にふと、自分の英語レベルがどれくらいなのか客観的に測ってみたくなり、TOEICを受けてみようと思い立ちました。それまで英検も含め資格試験の類を一度も受けたことがなくTOEICの予備知識も一切なかったため、さすがに独学では無理と思い会社の近くにあったECCのTOEICクラスを訪れ、レベルチェックテストの結果600点を目指すクラスにアサインされました。自分としてはもっと出来るはずと思っていましたが、テストそのものに遠ざかっていたせいか、思っていた程できませんでした。そして1ヶ月半程、10回に満たないくらいでしょうか、講義を受けました。その間に取り組んだものとしては、まずECC指定TOEIC問題集2冊(本番よりかなり難しかったと後に気付きました。)それとリスニング対策としてBBCとNPRのインターネットラジオ放送を、家にいる間じゅう聴いていました。漫然と聴くのではなく、かなりの集中力で聴いていました。
そして受けた本番のTOEIC。一応目標は大きく700点でしたが、受けてみての印象は、まずリスニングがやさしいと感じたこと。そして案の定リーディングの文法問題は難しかったので半分勘で解きました。全体としてはまずまずという印象でした。家族にも、もしかしたら700点行くかも、などと話していました。
ひと月後成績表が届きました。封筒を開け成績に目をやりました。全くの予想外でした。870点でした。リスニング470点、リーディング400点でした。しかもさらに予想外だったのはその回のリスニングの最高得点が470点だったということでした。約2万人の中の最高得点などというのは、全く予想もしていませんでしたから。またリーディングも予想より良く出来ていました。特に文法問題では、半分勘で解きましたが全くのあてずっぽうという訳でもなかったので、その勘が正しかったものも結構あったのだと思います。
今となっては、870点がそれほど自慢できるものでもないとは思うのですが、当時はやはり驚きました。ECCの担当講師の方も、「私が今まで教えた生徒さんの中で最高点です。」と言っていましたから。
実際これが私の転機になったのは間違いありません。その後紆余曲折の末、現在自らの英語教室を開こうと準備している訳ですから。
さて長くなりましたが、私が皆さんに力説したいのは、まずは基礎の文法をしっかり。それとやはり生きた英語に絶えず触れること。これは私の様に直接ネイティブと接しなくても充分に可能です。これで日常レベルの会話程度なら充分実用に耐え得るし、検定などにもある程度対応できるということです。
お話したいことは、まだまだいっぱいあるのですが、既に長すぎなのでまた別の機会に別の形でと思います。またコメントさせていただきます。
2009年3月22日 01:45
from まさんた
ヒデさん、はじめまして。
返信、遅くなってすみません。
年度末ということで、あっちに行ったり、こっちに行ったり、と忙しく。
心身ともにヘロヘロで。
さらに、もし WBC で日本が連覇を逃していたら、再起不能になってたかも。
というわけで、一段落つき、一週間ぶりにパソコンをつけました。
英語教室を開くのですか。
いいですねぇ。
距離が近ければアルバイトとして雇ってもらいたいぐらいです。
音楽、しかも洋楽を、中学という若い時に聞き、歌っていたのは大きいのかもしれませんね。
自分が中学時代に聞いた英語といえば、あまり発音のよろしくない先生方の、「教科書棒読み英語」のみでしたから。
実際に外国人と接すると、どうしても英語はツールになってしまいますね。
自分も日常会話、ビジネス英語などの本を丸暗記した経験があります。
でも英語を話す必要がなくなってから、細かい文法、ニュアンスなどに興味が移りました。
TOEIC 870点はすごいですね。しかもリスニングが最高得点とは!
自分は TOEIC 受けたことはないんですが、700点以上なら(まあまあ)スゴイ、という話は聞いたことがあります。
TOEIC、チャレンジしてみようかな、とたまに思いますが、リスニングが・・・と二の足。
100%日本語の環境にいると、読むのはともかく、書いたり聞いたりするのは努力しないとダメですね。
ヒデさんのお話を聞き、自分も試験を受けたりと、少し努力してみようと思いました。
まずは TOEIC ですかね。
最後に、ほんと、返信遅れてすみませんでした。
そして、また有益なお話を聞かせてください。
英語塾の経営について、などには、かなり興味があります。
2009年3月28日 11:55