2007年4月17日
ネモフィラと小さな花たち 花と英語
バラなどの大きな花もきれいですが、目立たずに、ちょこんと咲いている花も味わいがあります。
そこで、今回は我が家に咲いている、ちっちゃな花たちのこと。
最近、なんとなく気に入っているのが、ネモフィラ。
英語で、nemophila [ ニモファラ ]。
「ジーニアス英和辞典」などの中型辞典には載っていません。
あまり有名な花ではないのでしょうか?
英英辞典でも、Longman (Longman Dictionary of Contemporary English/ロングマン現代英英辞典)や、COD(Concise Oxford English Dictionary/コンサイスオックスフォード英語辞典)にもなし。
さすがに OED(Oxford English Dictionary オックスフォード英語辞典)にはありましたけど。
英和辞典では、「ジーニアス英和大辞典」や、研究社の「新英和大辞典」には載っていました。
「新英和大辞典」によると、nemophila の語源は、
古代ギリシャ語の némos(= wooded pasture)+ phila。
つまり、森を愛する、ということ。
phila(< philo)は「愛する」という意味で、いろんな英単語に使われています。
| philanthropy | 博愛 | anthropos 人 = man |
| philosophy | 哲学 | sophia 智 = wisdom |
| pedophilia | 小児愛 | pedo 子供 = child |
など。
ちなみに、OED に nemophilist という単語がありました。
意味は、one who is fond of the woods; a forest-lover。
森を愛する人。
ネモフィラ(nemophila)が森を愛する、という意味なのはなぜでしょう?
ちなみに、研究社の「新英和大辞典」によると、ネモフィラを five-spot ともいうようです。
花びらの先っちょに、点が五個ついているネモフィラのことでしょうか?
ほかにも黒っぽいネモフィラもありました。
ペニーブラック(Peny black)と呼ばれるそうです。
ネモフィラはみんな、群生して咲きます。
いっぱい咲くと、春らしさ、いっぱい。
ちっちゃな赤い花。
赤い花が庭の片隅に、ちょこんと咲いていました。
名前は・・・
ストロベリーなんとか。
もちろん苺ではありませんが、花の形が似ているのでそう呼ばれるのでしょう。
野草なのでしょうか?
オキザリス
オキザリス、実に切ない名前。
置き去りにされた花、という意味かなと思ったら、ぜんぜん違いました。
英語で、oxalis。
オキザリス、という名前は英語から取ったようです。
oxalis、英語ではいろいろな発音の仕方があるようです。
オクサリス、アクサリス、アクサリス、など。
語源辞典によると、語源はギリシャ語の、「すっぱい」。
すっぱいのか・・・
が、ちっこくて可愛い花です。
日が当っていないと、傘をくるっと丸めたように花びらを閉じている姿も、なんとなく可愛いです。
アヤメ
アヤメ、英語で iris [ アイリス ]。
庭の木陰にちっちゃなアヤメが咲いていました。
この花はアヤメ科の、アノマテカ(anomatheca)というそうです。
「英語語源辞典」によると、アヤメの語源は古代ギリシャ語の、虹。
アヤメ(アイリス)の原種は虹のような曲線を描いた花びらだったのでしょうか?
ニラ、なのに・・・
花ニラ、というそうです。
とてもニラ(韮)とは思えない綺麗な花。
というか、ニラの仲間ではなく、ニラの匂いがするので花ニラと呼ばれるそうです。
葉っぱをこすってみたら本当にニラの匂いがしました。
花ニラは英語で spring star flower。
花の形からでしょうか?
日本人からすると、星のトンガリは五個。花ニラ、一個多い。
ちなみに、ニラは英語で chinese chive。
chive [ チャイヴ ] はアサツキ、エゾネギという植物。
語源をたどると、ラテン語の cepam [ ケーパム] 玉ねぎ。
雑草なのに・・・
聞いたところ、雑草だそうです。
こんな綺麗な花をつけるのに。
花と雑草の区別って誰が決めるのでしょうかね?
世界がこれを雑草と決め付けても、自分だけは花と認めてあげます。
花にちょびっと興味を持ったら、なんだかやさしくなりました。
もちろん、もともと、とっても優しい人間ですけど。
ピッコロ代魔王、再来。
ずっと追いかけてきた激辛唐辛子。
前回の芽は、どうやら雑草だったようです。
もう芽は出ないとあきらめていましたが、土をほじくってみると・・・
もやしのような芽が出てきました。
そして三日後には立派な芽に成長。
ピッコロも、種を深く植えすぎたなぁ、失敗、という表情。
ところで、さんざん唐辛子のことを書いてきましたが、唐辛子の英語名を書くのを忘れていました。
日本の唐辛子は、capsicum [ カプスィカム ]。
語源はラテン語の capsa。
カプセルなどと同じ語源です。
語源辞典の解説。
◇その実がさやの形をしているところから.
剣の鞘(さや)に似ているから。
なるほど。
やっぱり気になる・・・
玄関にあるので、いつも気になる花。
名前は、ジゴペタルム(zygopetalum)。
蘭の仲間だそうです。
・・・
ぜったい、そのうち怪物になって動き出す。


コメント
from niko
今回もまた、ピッコロ大魔王にくぎづけでした。激辛唐辛子の芽、前回のは雑草だったんですか…。そして、ピッコロの何ともいえない困った顔と一緒に英語名も覚えてしまいました(*^-^*)。
2007年4月19日 10:05
from まさんた
niko さんのコメントを聞いて、ピッコロも大喜びでしょう。
激辛唐辛子、ものスゴイ勢いでポコポコ顔を出しています。
太陽ってスゴイ。土もスゴイ。水もスゴイ。
なんか、スゴイ。
今ではピッコロとデジカメをポケットに入れ、庭を徘徊する日々。
そんな自分が、なんか、スゴイ。
というか、なんかヘン・・・
2007年4月19日 21:27