The Coffin Dancer

by Jeffery Deaver

四肢麻痺の科学捜査官、リンカーンライム・シリーズの第二弾。

今作の敵は、神出鬼没の殺し屋、コフィン・ダンサー。

And Rhyme still had no idea where the Coffin Dancer was, what he was planning, what identity he was now assuming.

【語句】
¶identity/アイデンティティ・アイニティ(名詞)身元,正体。
¶assume/アスーム(動詞)よそおう。

【訳】
しかし、コフィン・ダンサーの居場所がどこなのか、奴は何を企み、今度は何になりすまそうとしているのか、ライムには依然として分からなかった。

簡単に捕まる犯人ではミステリーにならないので当然ですが、ダンサーの素早さは忍者なみ。

そんなダンサーに対し、ライムいわく、

There was no perp Rhyme hated more than the Coffin Dancer, no one he wanted more to run to ground and skewer through his hot heart.

【語句】
¶perp/パープ(名詞)犯人。
¶run ~ to the ground (熟語)~を探し出す。
¶skewer/スキュア(動詞)串刺しにする。

【訳】
コフィン・ダンサーほどライムが憎み、探し出して生きたまま胸を串刺しにしてやりたいと思った犯人はいなかった。

だいぶご立腹です。

まあ、ライムはいつも何かに対し怒っているのですが。

ストーリーの半場で、大どんでんがえし。

普通、「どんでんがえし」はラストにあるのですが、「The Coffin Dancer」では話の途中で、大ドンデンです。

ビックリ。

航空用語に、難渋・・・

ストーリーの最後のころは航空シーンが続きます。
そこが読んでいて少しキツかったです。

なんとか、場の雰囲気で読み通しました。

Eyes scanning the instruments.
"Flaps fifteen, fifteen, green," she said, repeating the degree setting.

【訳】
目で計器を追う。
「フラップ 15, 15, グリーン」彼女は言った。何度も角度調整を行いながら。

flap?

green?

??

「ジーニアス英和大辞典」によると、

〔航空〕下げ翼, フラップ《高揚力発生のために主翼後縁を下方に下げるようにしたもの》.
-「ジーニアス英和大辞典」

主翼後縁?

角度調整の、何か、か?

ギブ。

時間制限、あり。

「The Coffin Dancer」は時限モノ。残された時間は、45時間。

chapter five(第五章)からは、章の始めに残り時間が出てきます。

...chapter five

Hour 1 of 45

時間内に、事件解決と知りつつも・・・

ディーヴァーはやっぱり面白い。

今回も美人捜査官、アメリア・サックスが大活躍。

殺し屋 VS 美人捜査官。

それだけでも、ズルイ。

純粋に楽しめました。
ジェフリー・ディーヴァーの作品は、そこがイイところです。

翻訳本:「コフィン・ダンサー〈上〉」「コフィン・ダンサー〈下〉」
訳:池田真紀子

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以上、「The Coffin Dancer」を読んだ感想でした。

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